Booky's食堂

魚アレルギーでも食べられるごはん、せっせと作ってます。給食の代替食レシピや日々のあれこれ。

コラム☆ドラマでの食物アレルギーの描写を見るたびに思うこと

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ドラマはフィクションだということは重々承知のうえですが、、、


こんにちは。mocoです。

ドラマを見ていると、時々食物アレルギーを扱ったシーンが出てきます。

子どもがアナフィラキシーを起こして病院に運ばれるシーンをよく見るような気がしますが、


最近はちょっと違ったシーンが多いように感じていて、
今期のドラマ「美食探偵 明智五郎」では

(ネタバレするので、これから見る予定の人は読まないでね)



食物アレルギーが原因でいじめられて、

服の中に該当する食品を入れられて救急搬送されたり、

アレルギーを逆手にとった復讐をそそのかす人がいたり、



結果的にその復讐がとげられることはなかったのですけど、

中村倫也さん演じる明智五郎が最後に

「好き嫌いじゃない」ことや「無理矢理食べさせるのは虐待だ」

ということを言ってくれたのでとっても救われたんですけど、

見ていて「ちょっとキツイな~」と感じることがあるのです。



木村拓哉さん主演の「グランメゾン東京」でも食物アレルギーが取り上げられていました


少し前の木村拓哉さん主演の「グランメゾン東京」でも

大事な国際会議でアレルゲンの混入がおきて、シェフをクビになったり

この事件のせいで数々の困難に見舞われながら再起をはかるというお話しでした。
(その困難っぷりはなかなかでした。毒盛りレストランとか言われちゃう(涙))


シェフの世界のことはよくわかりませんが、
料理のプロだけど、アレルギーのプロではないので

アレルギーで人生崩壊とか、やりすぎなんじゃ、、、と

ドラマながら思ってしまうのです。。。
(あ、でもドラマでしかできないけど)


きちんと説明することは大切

今は生活の一部なので、ある程度の知識はあっても

魚以外のアレルギーでは「えっ?これもダメなの?」と驚くことも多くて

見たまんまじゃないところがとても厄介だなぁと思うのです。

例えば小麦のアレルギーだと聞くと一瞬「おやつは何が食べられるのか」と悩んでしまいます。

でもその子のお母さんに教えてもらえると、

案外食べられるお菓子が多いのだとホッとします。


祖父母の家に行ったときに「こっそりだし入れといたからね」と耳打ちされたときは

慌てて「待った!」をかけて「好き嫌いではない」と何度か話をして理解してもらい、

今では安心して子供だけでお泊りもできるようになったし



小学校では低学年のうちは魚が苦手な子から羨ましがられて

ちょっと気まずい思いをしたこともあったみたいですけど、

幸運なことに当時の担任の先生がアレルギーの授業をしてくれて

お友達が献立を気にしてくれるようになったり、

理解してもらうことはとても大事なことだなぁと感じたのでした。


「当たり前」の反対語は「ありがたい」

食物アレルギーが浸透してきたおかげで、

外食してても快く原材料を調べてくれたり、除去してくれたり、

安心して外食できてとてもありがたいのですが

それは飲食店のご厚意なので、その対応はとても負担なんだろうと思うのです。


時々ニュースなどで、レストランなどで誤食が起きて重大な事故やクレーム、

ときには裁判沙汰になることもあって


ご厚意で対応してくださったことが裏目に出ると、お店側も対応しなければよかったとか

何かあったときのためにお断りしようとか、


お願いした側もまた責任を感じたり、命にかかわる場合もあるので、怒りを覚えたり。


双方がコミュニケーションを取って気をつけるしかなく、

対応してくださるお店への感謝は忘れないようにしなくちゃいけないし

このような事件や事故が現実で起きませんようにと願うばかりです。



ちなみに私は「美食探偵 明智五郎」の北村有起哉さん演じる

ゴリゴリの土佐弁を話す上遠野警部がツボで、

上遠野警部見たさにテレビの前に座るのでしたwww

ドラマの再開が楽しみです。


ではまた♪