Booky's食堂

魚アレルギーでも食べられるごはん、せっせと作ってます。給食の代替食レシピや日々のあれこれ。

コラム☆初めての経口負荷試験

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こんにちは。mocoです。


何か痛いことをするんじゃないかという不安と、

アレルギーとわかっているのに、なぜあえて食べさせられるのかという不満を抱えて

ブツブツと文句を言う息子をなだめながら病院にやってきました。


moco-bookys.hatenablog.com


入院の手続きを済ませて、いよいよ小児科病棟へ

病棟で受付をすませて検温と血圧測定、問診、今日の負荷試験の流れを確認したら中へ入ります。


通された部屋は病室ではなく、幼稚園のお遊戯室みたいなカーペット貼りの部屋。

何かあったときのためにベッドが備えられ、医師と看護師さんが立ち合います。



そして今日一緒に負荷試験を行うお友達ふたりも一緒です。



まだ就園前の幼い子もちょこんと座っていました。




みんな年齢もアレルゲンもバラバラなようで、ウチの子が一番大きいお兄ちゃんでした。


だからかな、ここからは文句を言うのをやめていました。



それぞれの目の前にお盆ののった机が用意されていて、子どもたちはそれぞれの席に座ります。


親は後ろで座って控えていて、寺子屋とその参観日みたい(笑)



いよいよ開始です。親もしっかり役割がありました。


前で医師が検査の流れを説明をしたあと、それぞれのお盆にアレルゲンが運ばれました。



家からは少し多めに指定の量をもって行っていたので、看護師さんが計量して出してくれました。



みんなそれぞれ一口ずつ口に入れて、水を飲みます。



息子も嫌々飲んでいましたが、みんなやはりアレルゲンはマズく感じるらしく、

幼いお子さんだと食べさせるのにも一苦労という感じでした。


口の中が空っぽになったのを確認したらストップウオッチで20分様子をみます。


その間は、用意されているおもちゃでお母さんと静かに遊んで過ごすように言われます。



運動は禁止。また息子のようにアレルゲンを口にすることで過度に神経質になる子もいるようなので、

親ができるだけ気を紛らわせてあげることも大切なようです。


息子とひたすらオセロをして遊びました。



症状が出た時点で負荷試験は中止ですが、ちょっと口の中がいがいがする程度なので続行でした。




あれれ?飲めてしまったよ?


全部で3回、5ccずつ増やして様子を見るを繰り返し、トータル30ccかつおだしを摂取しました。



いつもだと、呼吸器に症状が出て、ぜんそくみたいにヒューヒュー苦しそうに息をして


全身に発疹が出たり、嘔吐することもありますが、


今日はちょっとのどがイガイガする、身体がムズムズする。


魚が身体に入った気持ち悪い感はある、とのこと。


見た目には発疹なども出ていない様子です。


今回、息子は摂取して大丈夫な範囲と診断されました。


うれしいけど、、、


久々すぎておだしがきちんととれてなかったんじゃ、、、とちょっと心配になりました(笑)



家でも訓練が始まりました。

かつおだしは摂取可能、ということで家でも3日に1度、摂取することになりました。


最初は30ccからスタートし、問題がなければ2週間ごとに量を増やして、最大60ccまで摂取。


症状が出たら近いほうのかかりつけ病院を受診、体調不良のときは中断ということで


ちょっと面倒だけど、ちょっと不味いみたいだけど、


風邪をひいたり、かつおだしをたいているだけで咳が出るときは潔くお休みしながら続けています。


ただ、のどがイガイガするようなので、念のため夕食後はすぐに歯を磨いて、お風呂に入るようにしています。


たった大さじ2~3杯くらいなんですが、安全な量がわかっているというのは私の気分がとっても楽です。



それでもいまだにちゃんとだしがとれているか心配になることもありますけどね。


はじめての負荷試験、あっさり成功でした。よかったです!


ではまた♪